- 折山 万里音
- 2024年入社
- #食と子育て支援事業
- #カスタマーサポート
- #コンサルティング
- #企画
- #サステナブル
- #ひとり親支援
- #フードロス
- #生活支援
必要な人へ届けるために、一つずつ積み重ねる
必要な人へ届けるために 一つずつ積み重ねる
- 折山 万里音
- 2024年入社
- #食と子育て支援事業
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地方創生事業部で「こどもふるさと便」の北海道エリアを担当し、食と子育て支援事業では食品マッチングプラットフォーム「ステナス」の立ち上げにも関わる折山万里音さん。
こどもふるさと便では、ふるさと納税を活用して地域の産品をこども食堂や家庭などへ届ける仕組みづくりを担い、ステナスでは、まだ食べられる食品を必要な人へ届ける仕組みの実証・改善に取り組んでいます。
幼少期に「食べること」に苦労した経験から、食への関心を持ち、大学では農学部へ。最近は旅行や読書を通じて、自然に触れる時間も大切にしているそうです。
今回は、折山さんがネッスーで担っている役割や、食を通じてこどもたちの食や体験の機会に向き合う理由について伺いました。
仕入れから届けるところまで、事業を前に進める。
Q. ネッスーでの現在の役割について教えてください。
折山:大きく二つあります。
一つは「こどもふるさと便」で、北海道エリアの営業を担当しています。旭川市の事業では、JAやホクレンの方と連携してお米を仕入れ、こども食堂や支援先に届けるところまで進めています。実際には、仕入れの調整や自治体とのやり取り、寄贈の手配などを、各チームと連携しながら進めています。
もう一つが、食と子育て支援事業の「ステナス」です。2024年の実証実験の段階から関わっていて、実証を繰り返しながら、仕組みとして成立させるために改善を続けています。

「食べること」への関心が、仕事の原点にある。
Q. これまでの経験で、今の仕事につながっている原点はどこにありますか?
折山:もともとは、すごく個人的なところから始まっています。
小さい頃、食が細くて、給食を食べきれずに残って食べたり、体調を崩して保健室に行くことも多かったりして、「食べること」に苦労していた時期がありました。
その後、成長するにつれて普通に食べられるようになって、体力もついていく中で、「食べること」の大切さや、「食べられること」が当たり前ではないことを実感するようになりました。
そうした経験から、自然と食に関心を持つようになり、大学では農学部に進みました。
当時は発展途上国の飢餓などにも関心はありましたが、大学生活の中で、身近な友人でも食事を十分に取れていないケースがあることに気づいて、「まずは身近なところから」という意識が強くなっていきました。
Q. 食というテーマが、現在の仕事と結びついたきっかけは何でしたか?
折山:当初は、貧困や格差というところまで具体的に意識していたわけではありませんでした。
ただ、前職のつながりでNPOの方のお話を聞いたり、実際に居場所の拠点に行ったりする中で、日本にも食事を十分に取れていないこどもたちがいることを知りました。
そのときは、正直かなり衝撃でした。自分自身は「食べることが苦手だった」という経験でしたが、「食べられない」という状況にあるこどもたちがいる現実を知って、その部分に対して何かできないかと考えるようになりました。
外から関わる立場から、当事者として関わる立場へ。
Q. ネッスーに関わると決めたとき、迷いはありましたか?
折山:前職のコンサルティング会社で、スタートアップ企業のプロジェクト支援をしていたことがありました。外から関わる立場として、スピード感のある意思決定で事業が前に進んでいく感覚は面白いと感じていました。
ただ、自分がその中に入るとなると話は別で、働き方も分からないですし、何を求められるのかも分からない中で、本当に役に立てるのかという不安はありました。
また、スタートアップ特有の不安定さや、生活面の不確実さもあって、迷いはありました。
それでも、自分の原点でもある「食」に関わる仕事で、社会的な課題にも向き合っている事業だと感じたこと。加えて、スタートアップの環境への興味もあって、最終的には入社する判断をしました。

決まっていない中で、形にしていく。
Q. ネッスーの仕事の中で、難しさを感じる場面はどんなときですか?
折山:決まっていない中で進めることが多いところだと思います。
イベントの準備などでも、最初から全部決まっている状態ではなくて、「何をやるか」から考えることも多いです。
担当として関わる以上、途中で「できませんでした」とは言えないので、限られた情報の中で整理しながら、少しずつ形にしていく必要があります。
どちらが楽かというよりは、「どうすれば成立させられるか」を考え続けている感覚に近いです。
Q. 仕事の中で印象に残っている出来事はありますか?
折山:「こどもふるさと便」で、旭川市のお米を全国に届けるプロジェクトがあります。昨今のお米不足の中で、支援用のお米を確保するのは簡単ではない状況でした。
その中で、これまでの取り組みや事業の意義を丁寧に説明して、JAの方にご協力いただけたときは、信頼していただけたと感じて印象に残っています。
こうした調整を一つひとつ積み重ねることで、事業が少しずつ前に進んでいく実感があります。
事業として続く形にする難しさ。
Q. 働く中で「簡単じゃない」と感じることは何ですか?
折山:一番難しいと感じているのは、事業を継続できる形にすることです。
実証実験は、条件が決まっている中で進められる部分もありました。ただ、それを事業として継続・拡大していくためには、事業計画やマーケティングなど、これまで経験していなかった領域にも取り組む必要があります。
一度試して終わりではなく、必要としている人へ継続して届けられる仕組みにするために、どうすれば持続可能なモデルにできるのかを考え続けています。
また、ステナスでは実際に「野菜を買うことができなかった状況が改善した」といった声をいただくこともあります。自分たちの取り組みが生活の変化につながっていることを実感できる場面も出てきています。
まだ改善点は多いですが、そうした声が次の改善につながる手応えにもなっています。
できることを、一つずつ積み重ねる。
Q. 難しさがある中でも、この事業に関わり続ける理由は何ですか?
折山:必要としている人に少しでも届くなら、関わり続ける意味があると思っています。
その中で、自分にできることはまだ限られていると感じています。それでも、何かしら役に立てるのであれば関わり続けたいという気持ちがあります。
できることを一つずつ積み重ねていくことが大事だと思っています。
分からない前提でも、一歩踏み出してみる。
Q. これから入社を考える人に伝えたいことはありますか?
折山:入る前に全部を理解することは難しいと思います。
自分も何をやるのか分からない状態で入っていますし、実際にやりながら分かっていくことの方が多かったです。
特定の専門性が最初からないとできない、というわけではありません。これまでの経験が、どこかで役に立つ場面があります。
分からない前提でも、一歩踏み出してみることで見えるものはあると思います。
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